2007年11月6日火曜日

Second Life-Venice Beach-3

ローカルタイムは朝の六時。真っ暗なので太陽を調整して正午にした。

正面に見えるのはベニスビーチ。ここにいたるまでまたばかげた失敗がいくつか。飛行でベニスビーチにたどり着こうとしたが、私有地で着陸禁止。じっとしているのにどんどん上昇するばかり。怖かった。貧乏人は空に行け、ということか。怒った。再び徒歩で侵入を企てるが、入り江に水没。海底を歩くことになった。それでも私有地のため、侵入できず。

カール・マルクスのなんだったっけ、初期の論文であった共有地に関するものがちらりと頭を掠めた。

あきらめて引き返すとまた、例のバスに遭遇。なんだ、ぐるぐる回っていただけだったのか。

「風景の中に自然の水の見えたときの、深い心の喜びを…」

大昔の国語の教科書に載っていた詩だ。が、あれは自然の水ではなく、デジタルの水。魚も貝もすまない、死の水だ…。喜びもデジタルのバーチャルで、干からびそう。

ベニスビーチ、いやになっちゃったな。

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