2008年2月17日日曜日

七人の敵

大昔、高度成長期のサラリーマンおじさんたちが良く、「男は外に出ると七人の敵がいる」と口にしていた。子供であった私は、そんな馬鹿な、戦国時代じゃあるまいし、と思ったものだが、最近この"七人の敵"に悩まされている。

もちろん私は男ではないので、敵も七プラス"男と言う敵"プラス"女と言う同姓の敵"がいることになり、合計"九人の敵"がいることになる。すごくうっとおしいのだ。

そこで、友人の助言に従い、これらの敵を敵とみなさないことにした。彼ら(彼女ら)が(私から見ると)理不尽で無作法な行為をしたり、あるいは仕事を遂行する上での義務を怠ったりしても、無視するのだ。"見ざる、言わざる、聞かざる"に徹して、とりあえず、自分のしなければならないことのみに専念する。

これは実に効果的だ。仕事上のストレスが半減し、人間関係が良くなり、私の精神衛生も向上した。

日光の猿は偉大であった。

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