2008年8月12日火曜日

マーケティングマシン

Apple のマーケティングマシンは今でも、有効に動いているようだ。

価格競争よりも、使いやすさとユーザーの自尊心をくすぐる美しいデザインで勝負する、というのが、要だろうか。IBM Intel 互換 PC(時代を感じるほど古臭い言い回しになってしまったが)が、単なる職場の備品になってしまった現在、ますます Mac ユーザーは、自尊心をくすぐられ、何があろうと、Mac ユーザーであり続けるだろう。

という、しゃちほこばった話はともかく、マーケティングマシンで一番大事なのは、ユーザーとのコミュニケーションだな、と思う。どんなビジネスであれ、どんな製品であれ、どんなサービスであれ、ユーザーを大事にし、いつもあなたのことを気にかけていますよ、というメッセージを発しようという態度があれば、成功する確率は高いんじゃないでしょうか。

なんでそういうことを思いついたかというと、X-Patriate こと Alan Lipman だ。

LastFM で知り合った人が教えてくれた、ちょっと変わった音楽で、聞いているうちにだんだん良くなってくる。私の2008年の思い出になりそうな勢いだ。それで、LastFM の X-Patriate アーティストページに書き込みをしたら、即座に私の英語 Blog に書き込みのお返しがあった。

これだけで、もう私は一生 Alan Limpan のファンだ。

ユーザーサポートを怠らないこと。誰もが最初は熱心にやるが、サイトが大きくなるにつれて、企業規模が大きくなるにつれて、忘れるのがこれだ。

あるいは、あまりに暇だったから?