2008年11月8日土曜日

プロダクト・プレイスメント――Cisco Systems の場合

大規模システム向けのネットワーク機器メーカーであるが、先日、ケーブルテレビの SciFi チャンネルを見ていたら、「ユーリカ」というドラマの中で、Cisco Systems のロゴが出てきた。メインコンピュータのログイン画面だ。

こういうのもプロダクト・プレイスメントというのだろうか。確かに、ルータとかスイッチを出しても、わかりにくい、いやほとんどこの会社の製品だとは、一般人にはわからないね。だからと言って、ロゴを出して、どういう効果を狙っているのだろうか。

たとえば、システムエンジニアとか、その上で指示を出している IT 部門の偉い人が、たまたま、暇な休日に、たまたまケーブルテレビの SF チックなドラマを見ていて、Cisco のロゴにはっと気づき、「そろそろネットワーク機器をここに替えようか」と思うのだろうか…。

プロダクト・プレイスメントといえば、ドラマや映画でよく見るのは、Apple のコンピュータ、Sony のビデオカメラ、トヨタの車、スターバックス、などなど。Windows マシンにはあまり、というか、ほとんどお目にかからない。それでも売れている、というのは、すごいことなんでしょうね。

そういえば、映画の『ジェラシックパーク』には、今は亡き(日本にはまだありますが)SGI の UNIX マシンが出てきた。