2009年5月31日日曜日

動物病院で知り合いの猫にあう


なんて、初めての経験だ。

2007年の夏、ちょうど梅子が衰弱し、死ぬまでの20日間、夜、通勤の帰りなど、毎日のように会った。
地下鉄の駅近くのタバコの自販機の下に寝そべっていた。

顔が、昔飼っていた紅子にそっくりなのだ。男の子だということと、
長い尻尾が奇妙な具合に曲がっていること以外は、まるで紅子だった。

行方不明になって18年、こんなところにいたのかと(そんなはずはないのだが)、
毎日ご飯を上げた。

つい先日、給食の行き道、ばったり出会い、無事を確認したばかりだが、
まさか動物病院で会うとは思いもしなかった。

飼い主の話によると、その、私がご飯を上げていた暑い夏、彼は捨てられたらしく、現在の飼い主宅の自動車の下で暮らしていたそうな。その家には目の見えない犬もいて、猫を飼うことにえらく反対したそうだが、3日間の家族会議の結果、飼い猫になったそうだ。

ラッキーボーイだ。

2009年5月17日日曜日

長屋にも季節感が…SecondLife通信

出るようになりました。一年中桜が咲いていたおめでたい場所だった長屋にも、ついに季節がやってきました。今年は桜の季節が終わると、青々とした葉桜に変身しました。

週1回、この赤いベンチに座ってデートしています。

ただし、今日はなかなかログインできず、こまりました。日本のサーバーがダウンしていたのでしょうか?

2009年5月6日水曜日

ウェディングベール


連休の初日に我が家の猫の額ほどしかない小さな庭の草取りをした。植えた覚えのない、白い小さな花をつけた植物がいた。ウェディングベールだ。

二十年以上前に住んでいた町で、後ろ足の1本ない(あるのだけれど奇形で成長せず、ちいさなまま)黒の多い白黒オス猫を飼っていたことがある。子猫のころ近くの公園に住んでいて、半年給食に通って保護して、一年ほど一緒に暮らした。

もともと外で暮らしていた猫だったので、あまり家にいず、始終外に遊びに行っていた。交通事故か何かわからないが、突然死んだ。そのとき、買ったのがウェディングベールだ。

しばらく花屋でウェディングベールを見ると悲しかった。

すると、彼は植物になって私のところに帰ってきたのだろうか。あれからあちこち引っ越したので、探し当てるのに手間取ったのかもしれない。