2009年7月26日日曜日

新しいワインと新しい皮袋

新しい皮袋に古いワインを入れて失敗した例:
MySpace
既存のアーティストを呼び物にしてしまった…。

新しい皮袋に古いワインを入れて失敗しつつある例:
Yahoo!
何が古いワインか、というと怒る人がいそうだが、新聞社とか、紙媒体の習性を引きずっているニュースメディアとか、いろいろ。

新しい皮袋に新しいワインを入れて大成功した例:
Youtube、Twitter、Facebook などなど Google の子供たち。

2009年7月12日日曜日

金持ちアバター、貧乏アバター

最近セカンドライフで出会う見知らぬアバターたちが、凝った服装をしている。

昔の侍風だったり、豪華な振袖だったり、ひらひらドレス(ワンピースと言うよりドレス)だったり。彼らは大枚をはたいて(アバターの所有者から)買ってもらったのだろう。

ちょっとうらやましい気がしないでもない。

私のアバターの服装は、デフォルトをちょっと変えたら、さえない地味なOL風になってしまし、お金をかけていないので、ものすごくシンプルだ。

もし、こういうバーチャルワードに夢中で、可処分所得も私よりずっと多い独身貴族だったら、アバターの服装にお金をかけるだろうなあ。その気持ちはよくわかる。

2009年7月5日日曜日

シャーリー テンプルの秘密

ベランダに住み着いた蜘蛛の夫婦に、シャーリーちゃんとテンプル君と名前をつけた。

雨の多い季節になって、ベランダに這い上がってくるナメクジを食べてくれるのを期待していた。

ところが、長年暮らしてきた同居人が、蜘蛛恐怖症だと言うことを、初めて知ったので、名前をつけたことを言わずじまいになった。室内にいる胴の幅が1ミリくらいの小さい蜘蛛だと、まだ大丈夫らしいが、シャーリーちゃんもテンプル君も、幅5ミリくらいの、黒々とした立派な蜘蛛だ。

ある日帰ってみると、ベランダにあったシャーリーちゃんたちのネットが、跡形もなく、なくなっていた。同居人が掃除してしまったのだ。シャーリーちゃんたちは、どこかに逃亡したそうだ。

最近、ナメクジが出なくなったね、あの蜘蛛たちが食べてくれたんだろうね、と同居人は言うが、実は違うのだ。もちろん、少しは食べてくれたのだろうが、大半は私がティッシュにくるんでビニール袋に入れ、捨てていたのだ。

残酷な殺し方かもしれないが、仕方ありません。

今でも同居人は、シャーリーちゃん夫婦が、ナメクジを退治してくれたのだと信じているが、私はその誤解を解こうとは思わない。人生には、必要な嘘もあるよね。