2009年8月23日日曜日

猫の家族

現在、6匹の猫がいる。

年齢順だと、まりい(十三歳)、ピーター(十一歳)、点子(七歳)、もも(四歳)、ブー(三歳)、フー(三歳)。

ピーターは黒トラの甘えん坊のいばりん坊だが、まりいにだけは頭が上がらない。そのまりいは、ももが苦手。ももは、オス猫の癖にきれいな赤虎の美人風で、ほっそりとしているが、ブーとフーの母親を演じ、二人を支配下においている。あわよくば、まりいをも自分の娘にしたいとおもっているようだ。

ピーターも、ももが苦手で、自分の座りたい場所にももが座っていると、一応脅すが、その脅し方がいかにも形式的で、すぐあきらめる。時々ももにおいかけられて、ひゃあひゃあ、逃げ回っている。

ブーは大柄の黒トラで、子猫のときに、柿太(パートタイム飼い猫)につれられてやってきたときが、そのときも、子猫にしては異様に大きかった。今では一番の大猫だが、一日中外を走り回っているので、スリムになった。

フーは、猫にしかなついていない。ももが一番好きで、家にいるときはべったりもものそばにいる。

そういえば、ブーもフーも、おととし十八歳で死んだ梅子が大好きだった。自分たちの母親だと思い込み、そのころはももより梅子の体にへばりついていた。

梅子が死んだとき、ブーはずっと梅子に付き添っていて、その後しばらく元気がなかった。ブーが人間になつくようになったのは、その後だ。

柿太のほかに、もう一人パートタイムの飼い猫がいる。うーだ。うーと柿太は、寒い冬以外は夜しか来ない。ご飯を食べて、ブラッシングして、気がついたときはもう外出していることが多い。

柿太に連れられてやってきたブーだが、最近柿太の父親代わりのうーとうまくいっていない。理由はわからない。

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