2011年6月11日土曜日

3.11 雑感--子供の疎開

NHK テレビで放送していたが、福島圏内に住む若い母親が、子供を東京やそのほかの地域に疎開させていることを、義理の両親や親戚などに内緒にしているという。こういう母親が少なからずいるかもしれない。

東北地方は古くからの農業地帯だ。共同体の拘束も、都市部とは比較にならないだろう。

でも、ことは子供の健康に関するものだ。子供を他の地方に疎開させることが、共同体の利害に反するのだろうか。あるいは他の人間と違った行動をとることが、共同体そのものに反することなのだろうか。

また、こっそり自分の子供だけ疎開させるのではなく、周囲の若い母親や父親と一緒に行動し、集団で疎開させる、ということは、福島では難しいのだろうか。

疎開させたくない親もいるだろう。疎開させたい親ももちろんいるだろう。いずれにしても、異なる意見を受け入れる土壌がないということだろうか。

今日は6月11日。3月11日から3か月過ぎた。日本の各地で反原発のデモが行われたようだ。

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