2015年1月31日土曜日

猫サンクチュアリ年代記2015年1月 5:シロの今年の目標


シロはずっと考えていた。どうやったら、猫おばさんと親しくなれるのだろう、と。

猫おばさんが給食に来るとき、途中まで出迎えてみた。猫おばさんの目を見てお話してみた。かがんでいる猫おばさんの背中に、そっとすりすりしてみた。

すると、猫おばさんが言った。「シロは私と友達になりたいのね」

そうなんです。シロの今年の目標は、猫おばさんと友達になって去勢してもらうこと。

写真は久々に帰ってきた茶々


2015 January 31 updated

2015年1月24日土曜日

猫サンクチュアリ年代記2015年1月 4:それは濡れ衣です、とシロが言った


先週の日曜日、大が左目を悪くしているのに気づいた。
Mさんは、シロとけんかしたのだろう、と言ったが、私はそうは思わない。
今日も、シロと大は一緒にご飯を食べていたし、深刻なけんかをしているようには見えなかった。

ところで、先週初めて、カイも去勢しているのに気づいた。Mさんに聞くと、カイは、猫サンクチュアリに来たとき、すでに去勢されていたそうだ。カイが現れたのは、2010年だから、もう5年近くになる。そうだったのか。

写真は今日の食事風景

2015 January 24 updated

2015年1月17日土曜日

猫サンクチュアリ年代記2015年1月 3:ただいま―茶々と坊ちゃん


昨年から今年にかけての冬の発情期がおわったのだろうか。

自転車置き場では1月11日にはぼっちゃんがひさびさにご飯を食べにやってきた。がりがりにやせて毛も荒れて、苦労したようだ。でも怖がる様子もなく、近づいてきて、みんなと一緒にご飯を食べ、静かに去っていった。

裏門には茶々が帰ってきた。藪の中の水を交換しているとき、無言で私の手を、猫の暖かい丸い頭が押してきた。茶々だ。Mさんからのメールで知っていたので、驚かなかったが、うれしかった。

あと、誰が帰ってくるだろうか。ミケシュも帰ってきて、今度こそ避妊手術を受けてほしい。

シロは去勢していないが、発情期にかかわらず、あまり場所を移動せず、ご飯を食べにやってくる、珍しい猫だ。

写真は、冬でも活動的なミー子





2015 Jan. 17 updated

2015年1月10日土曜日

猫サンクチュアリ年代記2015年1月 2:こんにちは、サンボ


1月4日の日曜日、初めて正面からサンボを見た。

小学校の裏門から出てくるトミーの後をついてきたのだ。サンボは、丸い顔、丸い目のよく太った黒い子猫だった。私に向かって、ご飯をください、となくことはできるが、それ以上近づくことはできないので、ご飯の入った器から1メートルくらい離れたところでもじもじしていた。やっと器までたどり着き、食べ始めたとき、私が音を立てたので、びっくりしてまた離れてしまった。

仕方がないので、ご飯をいつもの場所に置きに行くと、サンボはそこにダッシュして行った。

写真はヘンリエッタ

2015 Jan. 10 updated

2015年1月3日土曜日

猫サンクチュアリ年代記2015年1月 1:お正月


12月は例年になく寒く、正月三が日も深夜から朝方にかけて零度以下という寒さだ。

それにもかかわらず、猫サンクチュアリの猫たち全員、無事に年を越すことができて、本当にうれしい。

まずは12月28日、2014年最後の日曜日、自転車置き場では、大黒丸、ミー子、シロ、カイ、ヘンリエッタ、全員がそろい、おまけにNさんにも会えた。裏門ではトミーに会い、サンボも見かけた。サンボが無事だったので、ほっとした。

2015年は1日から給食に行っているが、会っていないのはヘンリエッタとサンボだけだ。

今年一年、みんなが無事に過ごせますように。

ヘンリエッタだけがいないお正月の集合写真



2015 January 3 updated