2015年5月30日土曜日

猫サンクチュアリ年代記2015年5月 5:ミケシュ!


去年の秋以来見かけなくなったミケシュが、突然現れた。

ミケシュはもう五六年も小学校の裏門やら自転車置き場やらで見かける三毛猫で、大きな黒と黄色の素敵な模様の毛皮を着ている。何回か出産しているので、昨年の春Mさんたちが避妊のために捕獲しようとしたが失敗した。

再開したミケシュは少し友好的になっていた。にゃあにゃあないて挨拶してくれた。

藪の中にはサンボがいた。大きな目をびっくりしたように見開いていた。

シャムも遊歩道をゆうゆうと歩いていった。縞次郎は小学校の門の中に座っていた。私とトミーは縞次郎を眺めていた。

写真はオッドアイのシロ。

2015 May 30 updated

2015年5月23日土曜日

猫サンクチュアリ年代記2015年5月 4:シャムは紳士猫である


暑くもなく寒くもなく、うす曇の夕方、給食に行った。

トミーとシャムが裏門に並んで座っていた。若い女性が彼らの写真を撮っていた。

私が近づくとシャムは逃げていった。

シャムはサンボだけではなくトミーやほかの猫ともうまくやっているようだ。前からいる猫を思いやる、なかなかの紳士猫のようだ。おかげでトミーは穏やかな晩年を送ることができる。この平和がずっと続きますように。

写真はもうひとりのトミーの友達。

2015 May 23 updated

2015年5月16日土曜日

猫サンクチュアリ年代記2015年5月 3:夫婦で給食


先週末、夫婦で猫の給食をしている人たちを見た。

裏門で、トミーをひざに乗せてぼんやりしていると、突然トミーが立ち上がり、走っていった。
トミー以外にも、これまで私が見かけたこともない猫たちが数頭、姿を見せた。

Mさんによると、ご夫婦とも80歳を過ぎた高齢の方々で、体調のいい日のみ、給食をしているのだそうだ。

私たち以外にも猫サンクチュアリの猫たちを気にかけている人たちがいるのは知っていた。
ただ、ほとんどの人が高齢で、以前はよく見かけた人が、最近はまったく見なくなった、と言うことはよくある。

私が給食を始めたころから時々見かけていたおばあさんは、ここ数年トンと見なくなった。以前は猫のご飯をつめたカートをごろごろ引いている姿を、自転車置き場や裏門でよく見かけたものだが。

写真はトミー。遠くから私が来るのを待っている。


2015 May 16 updated

2015年5月9日土曜日

猫サンクチュアリ年代記2015年5月 2:ぼっちゃんウィーク


ゴールデンウィーク中はよくぼっちゃんに会った。
普段はあまり会わないので、何か事情があったのかもしれない。
ぼっちゃんにご飯をくれる人が旅行でいなかったとか。

ぼっちゃんの写真を撮った。なぜ「ぼっちゃん」なのか、これでよくわかるだろう。


2015 May 9 updated

2015年5月2日土曜日

猫サンクチュアリ年代記2015年5月 1:サンボは社交的


水曜日、サンボが小学校の校庭を裏門のほうに歩いてくるのを見た。

初めてまじまじとみるサンボは、かわいい子猫の顔をしていた。
門の近くには、初めて見るオスのシャムがいた。けんかが強そうだ。
だが、サンボはシャムの前に行くとおなかを出して寝転び、遊ぼうよ、と言っているみたいだった。

サンボは、トミーともけんかしない。縞次郎ともけんかしない。山椒とは友達だ。サンボは社交的な猫なのだ。

サンボの友人、シャム


2015 May 2 updated