2015年8月16日日曜日

猫サンクチュアリ年代記2015年8月 3: ヘンリエッタの親愛の情


ヘンリエッタは今年3歳になる、美人で内気な雌猫だ。昨年の春、避妊手術も済ませた。あまりに内気なので、ご飯の時間も、最後にこっそりやってきていた。私が近づくと逃げて、うまくご飯を上げられないことが多かった。

でも、昨年冬からの口内炎が悪くなり、ご飯をうまく食べられず、だんだんやせていった。そこで、6月から、ヘンリエッタだけ特別なパウチをあげるようにした。ご飯のときも、まずヘンリエッタを探し、一番最初にあげるようにした。すると、ヘンリエッタはご飯の時間になると、どの猫よりも早く現れるようになった。

そして、先週の土曜日のことであるが、ご飯の時間に一番乗りしたヘンリエッタが、待ちきれず、私の足に擦り寄ってきた。ヘンリエッタがこんなことをするのは始めてであった。

ヘンリエッタは自分が特別扱いされていること、愛されていることを確信したのだろう。


写真はトミー


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